成人病は死に直結します

救急車生活習慣病でもある成人病は、それ単体でもじゅうぶんに恐ろしい病気です。しかしそれ以上に恐ろしいのは、仮に単体の症状は軽症だったとしても、他の症状と影響しあうことで症状が重症化することも多く、その結果として死に直結するような状態を招くことも多いと言う点です。死に直結するような病気と聞いて、どのような病気を思い浮かべるかは人によって異なるかと思われます。しかし一般的には、やはり脳に対するダメージが大きい脳血管疾患、心臓に対するダメージが大きい心臓疾患が、死に直結する代表的な病として挙げることができます。

こうした病は、たとえば糖尿病や高血圧との関連が非常に深い病です。そして糖尿病と高血圧は互いが互いに作用しあう病気です。このふたつによって引き起こされ状態のひとつに、動脈硬化が挙げられます。これは血管の柔軟性が失われること、また血管内に余分な物質が沈着することで血流が阻害される状態です。血管の柔軟性が失われると、些細な衝撃でも血管は破れやすくなります。また血管内に余分な物質が沈着して血流が阻害されていると、血管の詰まりと言う状態も発生しやすくなってしまいます。そのような状態がたとえば脳で発生すれば、これは脳血管疾患に該当しますし、心臓で発生すれば心筋梗塞や狭心症などにつながります。

また仮に動脈硬化が起きていなかったとしても、糖尿病、高血圧は腎臓に対しても大きな負担をかけることが明らかになっています。腎臓は体の中の老廃物を尿として排出させる役割を担っています。そのためもし、腎臓に対する負担が蓄積され腎症などが発生すると、これもまた命の危険へと直結します。脳血管疾患や心臓疾患は、早期に然るべき対応をとれば、命は守ることができる病気です。しかしその場合でも、ダメージを受けた部位によっては重篤な後遺症が出てしまう可能性もあります。ですかやはり成人病は、予防を心がけるのが一番です。